ドローン初フライト Syma社のX5UW
ドローンって何？
簡単にいうと無人飛行機のことですね。
厳密にはGPSなどを利用して自律飛行する物体の事を言うらしいです。
本物は高価ですし航空法などの法律も気をつけなきゃいけないしとても軽いノリで買える代物ではありません。
一般的に普及しているのは無線で操縦するラジコンヘリにカメラが搭載されたものですね。
興味があったので購入前にざっくりと調べてみました。
どんなタイプがあるの？
機種選択の前に まずは 重量200gの壁があります。
国土交通省の関連ページを見ると下記の通り書かれており 200gを超えると航空法の対象となり様々な制約がでてきます。
平成２７年９月に航空法の一部が改正され、平成２７年１２月１０日からドローンやラジコン機等の無人航空機の飛行ルールが新たに導入されることとなりました。
今回の法改正により対象となる無人航空機は、「飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船であって構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦により飛行させることができるもの（２００ｇ未満の重量（機体本体の重量とバッテリーの重量の合計）のものを除く）」です。いわゆるドローン（マルチコプター）、ラジコン機、農薬散布用ヘリコプター等が該当します。
規制のうち該当しそうなのが "人口集中地区の上空"は許可を受ける必要があるというもの。都内だとほとんどが人口集中地区ですからね。
人口集中地区は以下から閲覧可能です。購入前にどこで飛ばせるのか事前に確認しておくことをおすすめします。
重量を気にしなければ本格的なドローンも選択肢に入ってきますが残念ながら自宅周辺は集中地区に指定されていたので
気軽に飛ばす事はできないと判断し そうそうに200g 以下のトイドローンに決めました。
価格は 5000円～ 2万円ぐらいで機能的には カメラの有り無し・スマホへのリアルタイム映像転送機能・レッドレスモードあたりが差別化される所でしょうか。
せっかくなのでカメラの性能がそこそこ良く (200万画素以上) スマホへの映像転送ができるものに絞りました。
楽天・ヤフーショッピング・Amazonを一通りチェックしてレビューも軽く読んでおきました。
最終的にえらんだのは Syma社のX5UWです。
価格は 6,880円でした。ここ3か月の最安値で買うことができました。
仕様：
720P HDカメラ
FPV伝送：無線LANリアルタイム
ホバリング機能
指定軌道飛行
チャンネル：4チャンネル
リモコン周波数：2.4GHz
ジャイロ：6軸
カメラ：720P
FPV伝送：無線LANリアルタイム
バッテリ電源：3.7V 500mAhリポバッテリー
充電時間：約90分
飛行時間：約8分
コントロール距離：約50メートル
送信機の電池：4 *単三電池（含まれていません）
商品の寸法：320 * 320 * 70mm / 12.6 * 12.6 * 2.7in
商品の重量：112g（バッテリーを含む）
この機種の良い所：
操作が楽
ホバリング機能があるので操作が格段に楽です。
高度の維持は意識しないでよいので前後左右の動きだけ気をつければ勝手に飛んでくれるので撮影の事を考える余裕ができます。
慣れるまでは、高度と位置の両方をコントロールしないといけなくてこれがなかなか難しくってここで挫折してしまう人も多いようです。
これでは撮影どころではありませんからね。
今回のドローンは完全に撮影目的なので操作はできるだけ簡単なものを選択しました。
画質が良い
スマホに無線で映像を飛ばす機種は スマホ側のみ録画するモデルが多いのですが無線転送された映像の質が今一つのモデルが多いようです。
この機種はスマホへの映像転送とは別に高画素で本体にも同じ映像を録画してくれますので低価格モデルの割りには画質が良く満足しています。
操作方法が楽しい
プロポではなく スマホアプリだけで操作できたり大変便利なのですが一番おもしろいのはスマホアプリ上で指で円を描くとドローンがその通り円を描くように飛行すること。
ここで円を描いて360度の景色を記録したいと思えば いちいち円を描くような軌道でドローンをコントロールしなくてもプログラムされたように飛んでいきます。
きれいな円を描いて飛ばすなんてのも最初のうちはとっても難しくあっちいったりこっちいったりになりますのでこの機能のおかげで格段に映像の作り方が楽になりました。
これは同価格のドローンには見当たらなかった機能なので特徴の一つと言えるでしょう。
いざ X5UW開封
日本語の説明書も同封してくれていました。
英語の説明書と読み比べましたが誤訳もなく日本語も大きな問題はありませんでした。4GBのSDカード・ SDカード=>USB変換ケーブルなども付属していました。
SDカードはプッシュ式で押し込むタイプです。
唯一の欠点は風に弱いこと。100gちょっとの軽いドローンで 機体は 30cm * 30cmありますからしょうがないのですが風にあおられるとかなり流されます。
広い空間で飛ばせば 多少流されても十分体制を立て直すことができますのでできるだけ開けた場所で飛ばしましょう。
自宅や自分の学校の今現在の映像を取っておいて結婚式や同窓会で流すなんてのもいいかもしれませんね。
あとは旅行先にも持っていきたいですね。
しばらくははまりそうです。ラジコンとしての楽しさというより管理人の場合は今まで絶対に撮影できなかった映像が簡単に撮れるようになったことがツボです。
